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とりあえずノーマル状態でシャシーダイナモに乗せてきました。 基本的にはカタログ値(127kW(173ps)/7,000rpm、195Nm(19.9kg-m)/5,500rpm)通りは期待していません。 まず測定機器自体の誤差が+−10%はあるとのことだし、NAでは+方向に誤差が出ることはまずないそうです。 まぁ、これから手を加えていったとして、その時の相対的な基準値になるかなということです。
…とは言っても、いい成績が出れば嬉しいのは人情、もしかしたらという期待を胸に秘めつつブースへ愛車を入れます。

最初にスタッフにも聞かれましたが、シャシダイに乗せるには、牽引フックの有無が大事な要素になります。 絶対必要でもありませんが、何かあった時の命綱としてベルトを繋いでおくからです。
ちなみにST170には牽引フックはフレームにあらかじめついていません。スペアタイヤといっしょにトランク内に収まっていて、 いざという時に自分でバンパー内の穴にねじ込みます。ので、1個しかありません。計測時にはフロントにフックをつけておきましたが、 リヤにもベルトを繋いでいたので、フレームに直接だったのでしょうか…。

いよいよ計測です。大丈夫だろうとは思っていてもちょっとドキドキです。クルマが飛び出すようなことはないにしても、 それなりの負荷はかかるでしょうから、トラブルが起きなければいいのですが。
計測はすべてスタッフまかせ。自分はとなりのブースからガラス越しに見物です。自分のクルマの全開音を客観的に外から聞いたことがなかったので、 期待していたんですが、それなりに防音の施された壁越しなので、あんまりよく聞こえませんでした。でも思っていたより低音が出てましたね。 運転席で聞く音はもう少し乾いた感じで、悪く言うとガサツに聞こえていたのですが。

計測自体はものの5分程度しかかかりません。1速から5速まで全開でシフトアップしていくだけですから。
ST170は6速までありますが、計測ギアは5速です。

で、計測が終わり、結果グラフの記載されたシートをもらいました。
修正馬力が165.9ps、修正トルクが19.5kg-m。まぁ、予想通りカタログ値には達しませんでしたが、誤差範囲内なので良しとしましょう。
ただ、計測するときにESPを切り忘れたので、まだ若干駆動ロス(というか抑制)があったかもしれません。これだと、次に計る時も ESPを入れておかないと比較できないな…。

そして…
愛車をブースから出してみると、ESPとサイドブレーキとABSの警告灯が消えません!
以前、ESPの警告灯が消えないときがあって、その時はエンジンリスタートで戻り、その後再現されなかったので、今回もとりあえずそのまま駐車して 買い物をしてからエンジンをかけてみると警告灯は正常になっていました。
いや、内心かなりビビってましたが、嫁に「ほれ見たことか」という反応をされるのを恐れて、平静を装っていました。
エクスプローラーの時もそうだったし、フォーカスも各種掲示板でこの手の電装系のマイナートラブルは各種報告されています。 ちょっと気になりますね。

でも今回のことでディーラーのドックへ入れたとしても、シャシダイで全開モードでしたとはいえないですね。

ちなみに下はカタログオリジナルの出力曲線です。
Default graph

2003.10.05

Focus on chassisdynamo_01

Focus on chassisdynamo_02

Focus on chassisdynamo_03

Focus on chassisdynamo_04
計測中。
タイヤ回ってるのわかります?

 

Result sheet
結果シート
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Result graph
グラフ部分
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